FC2ブログ

FLASH素材-Satisfy Desire
憂鬱なる北京五輪後の中国
産経新聞

≪タブー破りに監視の目≫

 中国における「タブー」とは何か。当局の圧力を受けた知識人らの弁を借りれば、
▽要人の動静、私生活、批判
▽一定レベル以上の高官の汚職、スキャンダル
▽軍関連情報
▽民主化の言論とその動向の取材
▽地下教会や非合法組織、法輪功の動向と当局の具体的対応
▽党の正当性にからむ歴史…。
そして今は、「北京五輪批判」である。

 「党中央指導者(引退者含む)に対する個人批判と動静の暴露、内部文書に基づく高度な軍事情報の暴露、台湾独立の宣伝、身分を偽った取材はやめた方がいい」

 まだそうした決定的な「タブー」に私は触れていないようなので、北京にとどまっている。それでも、当局には何度か「公式」に呼びつけられた。「非公式」だと、もっとある。

≪被取材者も締め付け≫

 最近では、温家宝首相の引退の可能性を報じた日本メディアが呼ばれたと耳にした。

 民主活動家や、地方幹部の腐敗などを訴えて北京にやって来る「直訴者」たち、彼らと連携する弁護士らへの締め付けが日に日に強化されていることを確認する度にだ。「地下キリスト教」信者の拘束も含め、例を挙げるときりがない。


 これらへの取材過程で見えてきた当局のやり方は、まず対象者の拘束や監視、自宅などでの軟禁、そして対象者の弱点である家族への圧力強化である。

 五輪に合わせ、当局は今年1月から外国人記者の取材規制を一部緩和したため、威嚇による妨害は(少なくとも私には)なくなった。しかし、ソフトなやり方での取材妨害や一時的な軟禁なら何度も経験した。それに、土地・家屋の強制収用現場での撮影、北朝鮮国境や民族問題をかかえる新疆ウイグル、チベット両自治区での取材となると厳しい規制がある。

 一方で、私の取材を受けた者が脅迫されたり、拘束されたりするケースも増え始めた。ある人は行方不明だ。連絡を取り合っていた「直訴者」は最近、いわゆる「労働改造教育所」送りになった。

 北京の中国外国人記者クラブのアンケートでは、記者だけでなく、被取材者への脅迫、拘束、暴行など157件が報告された。

 友人に胡佳(こけい)という名の男性がいる。環境汚染や人権問題などに取り組んでおり、断続的に軟禁されてきたが、現在も140日間を超え軟禁生活を強いられている。北京五輪まで続くことだろう。当局は彼の自宅周辺に計15人前後と車両数台を配置して24時間監視。出産間近の妻の外出も数台の車で追尾している。北京で最も厳重な監視対象のひとりだろう。公安当局者は私が訪問する度に記者証やパスポートをチェックする。

≪気になる揺り戻し≫

 人権派弁護士だった高智晟(こうちせい)氏は、指導部批判をしたとされ、「国家政権転覆扇動罪」で執行猶予付きの判決を受けたが、家族の安全を“人質”にとられ、取材を受けないことを強いられている。政府批判文の発表も、救済活動もできない

 盲目の人権弁護士として知られる陳光誠(ちんこうせい)氏=服役中=の妻は8月下旬、夫の代理として「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞の授賞式に出席するため出国しようとし北京空港で拘束された。その直前、彼女は私にこう話した。

「五輪に向け、政権が最も重視するのが『安定』。それに向けた方法は異論者への)抑圧だ。何のために開催するのか。五輪の影の部分も伝えてほしい」

 外国人記者の取材緩和規定は、五輪後の08年10月まで。その後の揺り戻しを思うと、ひどく憂鬱(ゆううつ)になる。




台湾春秋さん

 体制のひずみに生じた弱者を救済する人権派弁護士を、体制側がどうしてこうまでも弾圧するのかよく分からない。彼らは特別の反体制運動、動乱を起そうとしているのではない。腐敗した体制は、「人民が何が正義かに目覚める」のを怖れているのかも知れない。



大紀元

 スコット副議長は、EUのペッテリンク議長に書簡を提出し、中国当局による法輪功修煉者および人権弁護士・高智晟氏などへの持続的迫害を問題提起したことを挙げ、迫害の状況および1999年以降3千人以上の修煉者が拷問され死亡したことに関する報告書を、国際刑事裁判所事務局に提出したのを明らかにした。同裁判所の提案に応じ、欧州議会はジェノサイドの国際公約に基づいて、正式な文書を提出する予定。

 李白光氏は、オリンピックは中国当局による人権迫害のチャンスになってはならないと指摘した。

 「国境なき人権」のフォトレ主任は声明文を発表、中国の人民が依然迫害を受け、大勢の人々は宗教と信仰のため拷問と弾圧を受けていると指摘、国際社会が中国当局の素顔を暴かすべきと進言、すべての民主国家の首脳と政治家に対し、北京五輪に参加すべきではないと求めた。
clap

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

【2007/10/16 20:07 】
未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
<<初音ミク | ホーム | 国際テロの根絶と世界平和のために>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://usakaze.blog110.fc2.com/tb.php/130-8df3ea59
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |